いまさら聞けない⁉ふるさと納税のお話

こんにちは!

 

10月からふるさと納税の制度改変でふるさと納税の話題が多くなっていますね!

 

そこで今回は住宅に関することではありませんが、ふるさと納税をこれから始めようとしている方向けに少しお話ししたいと思います

 

あくまで得になればそれで良い。詳しい仕組みは興味ない方向けの資料です

シンプルに最低限の知識でふるさと納税していきましょう!

ふるさと納税の1年の流れとしては大きく分けて以下の5点です

いくつか注意しなければいけない点もあります。注意点は赤字で記載します

 

最後にも記載していますが、ふるさと納税の考え方は先に寄付金が必要で

税金として戻ってくるのは翌年以降ですのでご注意ください

 

1.自身の控除限度額を計算する

2.ふるさと納税専門サイト等で寄付する自治体を決める

3.ワンストップ特例制度について(ワンストップ特例制度の用紙を寄付した自治体に送る)

4.確定申告が必要なケース(必要に応じて確定申告)

5.所得税の還付、住民税の控除について

 

・自身の控除限度額を計算する

まずここが一番重要です。以下は総務省ふるさと納税ポータルサイトに記載されている控除上限額の目安になります。自身の年収、家族構成と同じ部分を確認しましょう

 

出典元: 総務省|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について (soumu.go.jp)

 

 

また、住宅ローンや生命保険等で控除を受けている場合上限金額が変わりますので

より詳しい控除金額を知りたい場合は「ふるさとチョイス」等のサイトにあるシミュレーションを使いましょう

ふるさと納税 シミュレーション - 検索 (bing.com)

 

 

 

 

 

・寄付する自治体を決める

目標の金額が決まったところで次は寄付する自治体を決めていきます

ここは寄付する理由によって皆さん考え方が違うと思いますが、今回はお得を全面に考えて説明していきます

 

あくまで私個人のおすすめですが、家にストックできるスペースがあれば日用消耗品や食料品がおすすめです

特にトイレットペーパー、ティッシュ。お米、ビール、お肉、野菜などです。

この中で最もおすすめするのはトイレットペーパーティッシュです。

理由は2点。必ず使うもので、賞味期限がないので長期で保管できる点です

お肉や野菜もいいのですが、例えば1万円の寄付をすると1~1.5kg程度のお肉が届いたりします。

冷凍庫をかなり占領されるため

慌てて減らそうとしていつもより沢山使ってしまう事がありました。

これだとお得感が薄れてしまいますよね。

お米も20kgとかで送られてきますが

精米されたお米はそもそも長期保存に向きませんので計画的に。

 

神戸牛などの高級食材もありますので、まず何が欲しいかを考えて自治体を選ぶとよいでしょう。

 

参考までに以下は2022年に私がふるさと納税した自治体と返礼品です

 

・栃木県小山市 ティッシュ220組60箱 12000円

愛媛県四国中央市 エリエールトイレットペーパーダブル2倍巻 72ロール 15000円

・福岡県赤村 ふくきらり(お米)20kg 10000円

岐阜県飛騨市 しいたけ 1kg 5000円

 

実際に寄付する方法ですが、いくつかありますが

おすすめは以下の2つ

 

ふるさと納税専門サイト

専門サイトは返礼品自治体が多く登録されており、

選択肢の幅が広くメリットが大きいです

アカウント登録が必要です。

色々な返礼品を見たい方は絶対こちらをおすすめします

 

・ヤフーショッピング・楽天市場等のショッピングサイト 

元々どちらか使っている方はこれが一番いいと思います。

特に楽天市場はうまく使うと最強と言われています。

いつもと同じ画面操作で商品のように購入して寄付します

登録自治体が専門サイトより少ないです

 

どれを使えばいいか分からない

自分の寄付したい自治体が登録されているサイトを調べたいときは

以下の検索サイトがおすすめです。主要19サイトを一括検索できます

徹底比較!2023年ふるさと納税サイトおすすめベスト19を発表 (furusatoguide.com)

 

ワンストップ特例制度について

1番に続きここも重要な話になります

自治体に寄付する際ですが、このワンストップ特例制度を使うかどうかをチェックする所があります

 

ワンストップ特例制度とは、ざっくりいうと

・会社員(公務員)で年末調整をしている人

・1年間で寄付した自治体が5市町村以下の人

・確定申告をしない人

 

上記3つが全て当てはまる人が使える制度です。1つでも当てはまらない場合は使えません

 

ワンストップ特例制度の最大メリットは確定申告をしなくていい点です。

会社員で確定申告をしていない方は余計な手間が増えないので使っていきましょう

 

寄付した時にチェックした場合、自治体から

寄付金証明書と一緒にワンストップ特例制度の用紙が同封されてきます

それを記入し、封筒に入れて寄付した自治体に送るだけです

記入方法も同封されているケースが多いです(住所・氏名・生年月日・電話番号・マイナンバー)

 

・確定申告が必要なケース

ワンストップ特例制度が使えなかった方は翌年に確定申告をする必要があります

元々確定申告している方はプラスで寄付控除欄に(寄付額-2000円)を記入します

確定申告の詳しい説明は以下の国税庁のHPを参考にして下さい

ふるさと納税をされた方へ|令和4年分 確定申告特集(本番編) (nta.go.jp)

 

今まで確定申告されたことない方はワンストップ特例制度を使ったほうが圧倒的に楽です。

なるべくワンストップ特例制度を使いましょう

 

 

所得税の還付・住民税の控除について

最後に去年の私の寄付例を使って、実際にどのように税金が引かれるのか、簡単にご説明します

 

栃木県小山市 ティッシュ220組60箱 12000円

愛媛県四国中央市 エリエールトイレットペーパーダブル2倍巻 72ロール 15000円

福岡県赤村 ふくきらり(お米)20kg 10000円

岐阜県飛騨市 しいたけ 1kg 5000円

 

1年間で42000円のふるさと納税を行いました。

給与収入は500万で子供はいない。所得税率10%だったとします

 

細かい計算がありますが割愛します。詳しく知りたい方は以下のサイトを参考にしてください

総務省|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について (soumu.go.jp)

 

確定申告した方

まず、この42000円は寄付なので所得(収入)から控除(無かった事)になります。

(42000円-2000円)×10% = 4000円

この金額が確定申告時に還付されます

残りは住民税で控除されます(42000円―2000円-4000円=36000円

 

ワンストップ特例制度の方

所得控除は行われず、住民税で全額控除されます

42000円-2000円=40000円

 

住民税は寄付した翌年の6月からの1年間の支払い分から控除されます

住民税決定通知書の摘要欄に寄附金税額控除を記載があれば控除されています

 

要するに一時的にお金を先に払う必要があり、翌年以降に納めるはずだった税金が減額される事で12か月の分割払いで戻ってくるというイメージです。

 

その為、注意すべきは3つ

・住民税非課税世帯は控除する税金がないので損する

・去年の収入で計算しているため、今年の収入が大きく減った人は損する

・医療費、住宅ローン控除を最大で使っている人は住民税の控除限度額を使い切っている場合があり損する

 

特に3は見落としがちなので気になる方は1章でお話ししたシミュレーションを使いましょう

 

以上ざっくりふるさと納税についてお伝えしました。

いかがでしたでしょうか?

 

 

この資料をきっかけにふるさと納税の制度の趣旨や確定申告についてなど税金に関する興味を持っていただけたら幸いです

 

 

 

おまけ

2章でお話しした返礼品サイトを決める際でチラッとお話しした楽天市場最強説ですが

なぜ最強かというと寄付時にポイントが付く点です

楽天のポイントアップ制度を利用することで控除されない2000円すらもポイントで還元できるので最強と言われています。

楽天の通常ポイントが高い人でお買い物マラソンに合わせて一気に寄付すれば

ポイント還元率が15倍とかになって

40000円寄付して6000ポイントもらえたりします。

他にもサイトによっては別のキャンペーンを展開しておりますので参考にされたらよいかと思います